「私には居場所がない…」と思ったとき、あなたは自分をどう責めていますか？
職場に入ってふとしたとき、「ここには溶け込めないかもしれない」と心がざわつくこと、ありませんか？
その思いに続くのは、「自分が悪い」「みんなが私を嫌っているんじゃないか」といった思考だったりします。
でも、こうした“思考のクセ”に気づき、少しもプロテクトができれば、心はもっと軽くなります。
✅ やってはいけない思考グセ 3選
① 自分を“全部ダメ”だと判断する「全か無か思考」
「◯◯さんと話せなかった＝自分はコミュニケーション能力ゼロ」と決めつける思考です。
そんな判断は不安の大きすぎる拡大解釈。失敗が「全部ダメ」に見えてしまう癖は要注意です。
② 一度のつまずきで未来を決める「予測思考」
一回の会話ミスやミス連発で「このまま孤立するんだ」「ここではやっていけない」と決めつけてしまうこと。
一度きりの経験で未来を判断しないようにしましょう。
③ 他人の心を“言葉の裏”で全部読む「心の読心術」
相手がそっけない返事をしただけで「嫌われてるに違いない」と思ってしまう癖です。
人の言動には多くの要因が関係しており、感情の裏読みは誤解を生むことが多いのです。
✅ 思考グセをやめる3つの対処法
① 事実だけ見る癖をつける
「Aさんが話しかけてくれなかった」→「Aさんが忙しそうだっただけ」かもしれません。
事実と解釈を分けてみましょう。
② 小さな成功体験を積み重ねる
簡単な挨拶やお礼を素直に言うだけでもOK。
その瞬間が「私にもできる」と思える小さな成功体験になります。
③ 思考を客観視する「心のチェック」
疲れているときは、「またネガティブ思考に陥っているかも」と気づくこと自体が大切です。
「あれ？これはクセ的に来てるな」という気づきが、思考グセから一歩引く最初のステップになります。
✅ 小さな変化があなたを守る
思考のクセは、一朝一夕で直るものではありません。
でも気づいて、慣れることで、少しずつ心に余地ができます。
「またやってしまった」と思っても、それ自体が“気づく力”の成長証拠です。
