中途入社してすぐのころ、私はすごく孤独でした。
まわりと話すきっかけもなくて、休憩時間はずっとスマホを見て過ごしていたんです。
でもある日、「もしかして、自分から何もしてないのが原因かも?」って思ったんですよね。
そこから少しずつ、無理のない範囲で“味方”を増やす行動を始めてみました。
今回は、その中でも「これはやってよかったな」と思える3つの工夫をご紹介しますね。
① 小さな共通点をきっかけに声をかけてみる
まず最初にやってみたのが、共通点を見つけることでした。
たとえば…
- 毎日同じお弁当屋さんを使ってる人
- デスクに好きなアニメのグッズが置いてある人
- 帰る時間がいつも同じで、駅までの道が一緒の人
そんな“ちょっとした共通点”がある人に、思いきって一言声をかけてみたんです。
「このお弁当屋さん、おいしいですよね」
「そのキャラクター、僕も好きなんです」
ほんの一言でも、会話が生まれて、そこから関係が少しずつ変わっていきました。
② 雑談が苦手なら「仕事の相談」から
雑談って、いきなりはハードルが高いですよね。
だから私は、仕事のことを聞くことから始めました。
「この書類って、こうやって出せばいいんですか?」
「この業務、〇〇さんはどんなふうに進めてますか?」
相談すると、相手は「頼られた」と感じてくれることが多いんです。
それがきっかけで、自然と会話も増えていきました。
③ 「一人でもいいんだ」と思えるようになる
少しずつ周りと話せるようになっても、やっぱり全部がうまくいくわけじゃありません。
そんなとき、私はこう思うようにしたんです。
「ひとりで過ごす時間も、自分にとっては大事な時間」
「全員と仲良くなる必要なんて、ないんだ」
そう思えるようになると、不思議と心が軽くなりました。
気づけば、無理せず話せる人が自然とそばにいてくれるようになっていたんです。
さいごに
孤独を感じているときって、ほんの少しの会話でも心が救われたりしますよね。
全部を一気に変えようとしなくていいんです。
今日、ほんの少しだけ勇気を出してみる。
それだけで、明日はきっと変わります。
あなたのまわりにも、きっと味方になってくれる人がいます。
焦らず、あなたらしいペースで大丈夫ですよ。