はじめに:まず一言、安心してください
中途採用で新しい職場に入っても、なかなか馴染めない。
誰にも話しかけられず、ひとりで昼ご飯を食べる日々。
周りは仲良く話しているのに、自分だけポツンとしている気がする…。
もし、そんな気持ちを抱えているなら、まず最初に伝えたいことがあります。
それ、あなただけではありません。
むしろ、多くの中途採用者が、最初は同じような孤独感や疎外感を味わっています。
このブログも、そうした経験を持つ一人の中途採用者が書いています。
なぜ「中途採用者」は馴染みにくいのか?
会社にはすでにできあがった“空気”や“人間関係”があります。
そこに後から入っていくというのは、想像以上に大変なことです。
- 同期がいない(いても親しくなりにくい)
- 新卒と違って「教えてもらえる前提」ではない
- 「あの人、どういう人?」と、警戒されることもある
- 雑談や休憩中の会話に入りづらい
- 上司や同僚の関係性が見えづらく、気を遣いすぎる
これらの要因が重なると、「自分だけが浮いている」「居場所がない」と感じるのは当然のことです。
あなたの性格が悪いわけでも、努力が足りないわけでもありません。
データが示す“孤独な中途採用者”の現実
ある調査では、中途採用者の約6割が「職場で孤独を感じた経験がある」と答えています。
つまり、半分以上の人が同じように悩んでいるということです。
でも、この孤独は表に出にくい。誰も「寂しい」なんて顔に出しません。だからこそ、余計に「自分だけがダメなんだ」と思ってしまうのです。
私も馴染めなかった。その時の話
私も中途入社してすぐの頃、職場に馴染めず毎日がつらい時期がありました。
入社初日は、笑顔で迎えてもらいました。
けれど、2日目からはまるで空気のように扱われ、話しかけられることはほとんどなくなりました。
雑談には入れず、休憩室ではスマホをいじるフリをして時間をつぶしていました。
「この職場、誰も悪くないのに、なぜこんなに孤独なんだろう」
そう思いながら、何度も「辞めたい」と思いました。
馴染めない=あなたが悪いわけじゃない
孤独感を抱くと、つい「自分の性格が悪いのかも」「暗く見えるのかも」と、自分を責めがちです。
でも、本当にそうでしょうか?
中途採用という立場自体が、もともと「馴染みにくい環境」に置かれているんです。
それは、あなたの努力や性格でどうにかなるものではない場合も多いのです。
少しずつでいい。できることから始めよう
私が少し気持ちを切り替えられたきっかけは、「頑張って馴染もうとするのをやめたこと」でした。
- 毎朝、自分からあいさつだけはしてみる
- 1日1回、「お疲れさまです」と声をかける
- 相手が雑談しているときは、無理せず静かに聞いているだけでOK
そうやって、自分なりの“無理のない距離感”をつかむようにしたことで、少しずつ居心地がよくなってきました。
おわりに:このブログは、あなたのための“居場所”です
中途採用者が職場で孤独を感じるのは、決して珍しいことではありません。
でも、そういう話ってなかなか表に出てこないんですよね。
このブログ「中途採用者の職場孤独相談室」では、
あなたと同じように悩んできた人間として、
少しでも寄り添えるような言葉を届けていきたいと思っています。
次回は、「私が孤独だった中途入社1ヶ月目のリアル」についてお話しする予定です。
気になる方は、また読みに来てくださいね。