「なんでこんなくだらない話で盛り上がれるんだろう?」
「笑ってない自分が浮いてる気がする…」職場で、同僚の“ノリ”についていけない。そんな経験、ありませんか?
私も中途入社したとき、まさにその状態でした。
誰かのモノマネ、プチ内輪ネタ、年齢ギャグ――
正直、どれにも乗れないし、笑えない。でも、無理に笑わないと空気が重くなる気がして、ずっと居心地が悪かったのを覚えています。
1. 無理に合わせなくてもいい。でも無視はしない
ノリについていけないと感じたとき、多くの人は「合わせなきゃ」と思いがち。
でも、本当に大事なのは**“存在を否定しないこと”**なんです。
たとえば、笑えなくても「へえ〜そうなんですね」と反応するだけでも、相手は安心します。
無理に乗らなくても、興味を持とうとする姿勢は伝わります。
2. 「リアクションの引き出し」を持つ
ノリに入らないときほど、「うまいリアクション」があると便利です。
たとえば:
- 「すごい世界ですね…」
- 「そんなノリもあるんですね(笑)」
- 「あ〜、それって流行ってますよね」
これだけで「壁を作ってる感じ」がかなり和らぎます。
私はこのリアクションを使うことで、笑えなくても“会話の輪にいる人”として扱われるようになりました。
3. 話題の“温度差”に正直になってみる
あるとき私は、仲の良さそうな同僚に「みんなのノリ、ちょっとついていけなくて…」と本音を少しだけ漏らしました。
すると返ってきたのは、「あ〜わかります。でも適当に流してくれて大丈夫ですよ(笑)」という言葉。
実はみんな、少しずつ“無理して合わせてる”のかもしれません。
自分が異常なわけじゃないと気づいて、肩の力が抜けました。
4. 「ノリが違う=馴染めない」ではない
職場のノリに乗れないと、「自分は馴染めない」と思い込んでしまいがちです。
でも、ノリと信頼関係は別物です。
仕事で丁寧に対応したり、困っている人に声をかけたり――
そういった小さな行動が、あなたの信頼につながっていきます。
ノリに乗れないからといって、人間関係が築けないわけではありません。
最後に:あなたのスタイルを大切にしていい
無理に自分をねじまげて、盛り上がりに乗ろうとしなくてもいい。
でも、相手の空気を否定せずに関わることは、関係づくりにとって大きな一歩です。
ノリに合わせるのではなく、“自分らしく関わる”ことで、あなたの居場所は必ず生まれます。
笑えなくても、反応できなくても、大丈夫。
大切なのは、その場にいることを否定しない姿勢です。
💬 関連記事のご案内
- 「雑談が苦手な人が自然に会話に入るコツ」
- 「孤独をこじらせる人と立ち直る人の違い」
- 「中途入社で信頼される人の特徴」など