「雑談が苦手で、いつも黙ってしまう」
「話さない自分は、職場でどう思われているんだろう」そんな不安、ありませんか?
私も、中途で入ったばかりの職場で、周囲の雑談に入れず黙っていた時期がありました。
笑ってるフリ、相づちをうつフリ――でも本当は、何を話せばいいのかわからない。そんな毎日でした。
でも今、私は思います。「沈黙=マイナス」ではないと。
話さなくても、信頼される人はいる
よく話す人=信頼される人とは限りません。
むしろ、“必要なときにしっかり話す人”の方が、信頼されやすいこともあります。
私の以前の同僚に、あまり喋らないけど、仕事では必ず丁寧に対応してくれる人がいました。
周囲からは「安心できる人」と言われていました。
沈黙は、あなたの印象を“丁寧”“落ち着いている”と変える武器にもなります。
無理に話さなくていい。でも「存在感」は残そう
話すのが苦手でも、以下のような**「静かな関わり方」**はできます:
- 目を見て挨拶をする
- 相手の話にうなずく
- 書類の受け渡しで「お願いします」「ありがとうございます」をきちんと伝える
こうした小さな行動が積み重なると、“誠実な人”という印象が自然と育ちます。
「話せる場面」で少しだけ声を出してみる
たとえば:
- 同じ部署の人と二人きりになったとき
- 仕事の相談をしたとき
- 帰り際に「お疲れさまでした」と言う瞬間
こうした**“話しやすい瞬間”に一言を添える**ことで、印象はガラッと変わります。
私も、仕事帰りに「今日、急ぎの対応ありがとうございました」と一言添えたことで、「気にしてくれてるんだな」と言われたことがあります。
信頼される人は、“沈黙の質”が違う
信頼されている人の沈黙は、“必要なときに必要なことを伝える”沈黙です。
- 雑談のときは黙っていても
- 仕事のときはハッキリ意見を伝える
- 場に合わせて“言葉を選べる人”は、静かでも信頼されます
話す量よりも、「言葉の使い方」が信頼を生みます。
最後に:あなたの静けさは、欠点ではない
中途採用で入ったばかり。
知らない人ばかりの中で、話すことが怖いのは当然です。
でも、あなたの静けさは、職場に安心感を与える力にもなります。
無理に笑わなくていい。無理に話さなくていい。
そのかわり、目を見て挨拶し、感謝を伝える――それだけで、あなたは信頼される存在になれます。
焦らなくて大丈夫。
“沈黙でも信頼される人”は、ちゃんと存在します。
私がそれを経験しました。そして、あなたもなれます。
💬 関連記事のおすすめ
- 「雑談が苦手な人が自然に会話に入るコツ」
- 「馴染めないと感じたときの対処法」
- 「中途採用1ヶ月目のリアルな体験」