「誰とも話せず、ひとりで昼休みを過ごす」
「仕事のやり方を聞きたいけど、声をかけづらい」中途入社して最初の1ヶ月、私はずっと孤独でした。
そんな経験、あなたにもありませんか?
中途採用という立場は、年齢や経験に関係なく“よそ者”として扱われがち。
今日は私が実際に味わった、「中途入社1ヶ月目のリアルな孤独」をお話しします。
入社初日から、壁はあった
入社して最初の朝。
挨拶は交わすけれど、会話が続かない。
昼休みになると、みんなが自然とグループになって食堂へ行く中、私はデスクでコンビニ弁当。話しかけるタイミングもわからない。
仕事のやり方も、新卒のように手取り足取り教えてくれるわけではない。
「経験者なんだから、わかるよね?」という空気。
でも私は、業界もやり方も違う場所から来た人間。
正直、毎日が手探りでした。
孤独感はどんどん深まる
3日、1週間、そして2週間……。
周囲は私を“いないもの”のように扱い、必要最低限の会話しかありません。
雑談が飛び交う中、自分だけが取り残されている感覚。
「自分から話しかけたほうがいいのか?」と考えながらも、どうしても勇気が出ない。
何よりつらかったのは、「この空気にずっと耐えなきゃいけないのか」と思ったことです。
1ヶ月目のある日、少しだけ風向きが変わった
ある朝、コピー機の前で少し年上の同僚と目が合い、
「大変ですよね、中途って」と言ってくれたんです。
たったそれだけの一言でしたが、「あ、見てくれてた人がいた」と感じて、心が少しだけ軽くなりました。
その日から、私は勇気を出して「お疲れ様です」と少し声を張って言ってみたり、朝の挨拶に一言添えるようにしました。
劇的な変化はなかったけれど、「孤独は少しずつ溶けていく」と思えるようになりました。
今、あなたが孤独でも大丈夫
中途入社の1ヶ月目は、想像以上にしんどい時期です。
でも、それはあなたのせいではありません。
環境がまだあなたを“仲間”として認識していないだけ。
無理に自分を変えなくていい。
でも、小さな一歩――「おはよう」に一言加えるだけでもいい。
その積み重ねが、いつか孤独を和らげてくれます。
最後に
私もまだ「完全に馴染んだ」とは言えません。
でも、あの1ヶ月目の自分と比べると、今は少しだけ笑えるようになっています。
あなたの職場にも、あなたを見てくれている人は、きっといます。
そのことを、信じていてください。
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