求められているのは「完璧」ではなく「違った視点」
新しい職場に慣れてくると、
逆に「自分はこの会社に何を貢献できているんだろう」と、
自分の価値に疑問を感じる瞬間が訪れます。
周りのプロフェッショナルな仕事ぶりを見て、
自分の持ち味が色あせて見える……。
しかし、忘れないでください。
中途採用のあなたに期待されているのは、
今の組織に染まりきることではなく、
「外の世界を知っている」という異質な視点です。
自分では当たり前だと思っている経験の中に、
今の職場を救うヒントが隠れています。
【視点①】 前職での「当たり前」を書き出してみる
今の職場では「普通」とされていることが、
実は非効率だったり、リスクを孕んでいたりすることがあります。
- 「もっと簡単にできるのに」を探す
前職で使っていた便利な関数、ツールの使い方、
会議の進め方。どんなに小さなことでも構いません。
「前の会社ではこうだったな」という記憶は、
批判するためではなく、改善の種として活用しましょう。 - メリット:
「外の基準」を提案できるのは、中途採用者だけの特権です。
【視点②】 「自分の取扱説明書」をアップデートする
これまでのキャリアで、自分が一番ストレスなく、
かつ感謝された瞬間はいつでしたか?
- 得意な「役割」を再定義する
「リーダーではないけれど、資料のミスを見つけるのが得意」
「議論をまとめるのが早い」。
こうした「自分の性質」を、
今の職場の課題と照らし合わせてみましょう。 - 独自のポジションを作る
「〇〇の操作ならバタヤンさんに聞け」という、
小さな専門領域を一つ作るだけで、
周囲からの見られ方は劇的に変わります。
【視点③】 市場価値を「外の目」で確認し続ける
今の職場の評価だけが、
あなたの価値のすべてではありません。
- 職務経歴書を「今」更新してみる
転職活動をする予定がなくても、
この数ヶ月で新しく覚えたこと、
苦労したことを職務経歴書に書き加えてみてください。
自分が着実にアップデートされていることに気づけるはずです。 - 「いつでも次に行ける」という自信
外の世界での自分の価値を知っておくことは、
今の職場で堂々と振る舞うための「心の余裕」に繋ります。
もし、自分の価値をどうしても見出せないなら
一生懸命自分を棚卸ししても、
今の環境ではどうしてもスキルが活かせない、
あるいは自分の持ち味が否定される……。
そんな時は、場所選びの段階でボタンの掛け違いがあったのかもしれません。
あなたの価値が発揮されないのは、
あなたのせいではなく、単に「土俵」が合っていないだけ。
一度プロのカウンセラーに「自分の武器」を
客観的に鑑定してもらうことで、
今の場所で戦うべきか、新しい土俵を探すべきかが見えてきます。
【まとめ】
中途採用で入ったあなたは、
すでに「一歩踏み出した」という強さを持っています。
今の職場の色に無理やり染まる必要はありません。
あなたが持ってきた「自分という武器」をどう今の環境に役立てるか。
その視点を持つだけで、
孤独な適応期間は、
ワクワクする「価値創造」の時間へと変わっていくはずです。
【書籍紹介】
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0
「自分には特別な才能なんてない」と思っている人にこそ、
手に取ってほしい世界的なベストセラーです。
自分の弱点を克服するのではなく、
自分の「上位の資質(強み)」をどう仕事に活かすかに
フォーカスした一冊。付属のテストを受けることで、
客観的なデータとして自分の武器が可視化されます。
転職先での立ち回り方に迷ったとき、
あなたの強力な指針(コンパス)になってくれるはずです。
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