「また中途入社か」「どうせすぐ辞めるんでしょ」
中途採用で入社すると、そんな目で見られている気がする――そんな経験、ありませんか?
私もそうでした。
何をしても様子見され、誰にも本音で話しかけられない日々。
でもあるとき、同じ中途入社でも信頼されている人の共通点に気づいたのです。
ここでは、私の経験と周囲の中途採用者を観察して分かった、信頼される人の特徴をお伝えします。
特徴①:まず「報・連・相」が早い
新しい職場では、最初から完璧な仕事は求められていません。
それよりも、状況を共有できる人かどうかが重視されます。
私の先輩は、「すみません、ここが不安なんですが…」と正直に相談する姿勢が好印象で、結果的に早く馴染んでいました。
特徴②:「前職との違い」を語らない
前職のやり方や実績を引き合いに出すと、「この人は前の職場を引きずってるな」と思われがちです。
信頼されていた人は、「ここのやり方をまず覚えたいです」と素直に言っていたのが印象的でした。
柔軟性は、謙虚さとセットで伝わります。
特徴③:黙っていない。自然に話す
信頼される人は、適度に雑談にも加わっています。
別に面白いことを言っているわけではなく、「この前の会議、大変でしたね〜」など、自然体で人と関わる姿勢がありました。
私も最初は無言で仕事だけしていましたが、逆に「話しかけにくい人」と距離を置かれていました。
特徴④:小さな「ありがとう」を惜しまない
仕事を教えてもらったとき、手伝ってもらったとき、
すぐに感謝を伝える人は、信頼されやすいです。
当たり前のことですが、職場では意外と忘れがち。
「ありがとう」があるだけで、空気が変わります。
特徴⑤:「責任」を引き受けようとする姿勢
「自分のミスかもしれません」
「今後はこうしてみます」
と、自分の言葉で対応しようとする人は、上司・同僚ともに信頼を得ていました。
完璧でなくても、「責任を持とうとしている姿勢」こそが、信頼の土台です。
私が気づいたこと:信頼は“能力”より“姿勢”
中途採用者は、「実力」や「即戦力」として見られがちですが、
実際に信頼を得ていた人たちに共通していたのは、**“周囲との関わり方”**でした。
- 小さな声かけ
- 感謝の言葉
- 正直な報告
- 柔軟な態度
どれも、特別なスキルではありません。
最後に:信頼される自分になるために
今もし「職場で孤立している」と感じているなら、
まずは今日紹介した中から、ひとつだけ実践してみてください。
信頼は一朝一夕には得られませんが、
あなたの小さな行動が、確実に周囲の見る目を変えていきます。
あなたは、ちゃんと信頼される素質を持っています。
あとは“見せるだけ”です。
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