「職場って、こんなに孤独なものなのか」
「誰も話しかけてこない。自分からも話しかけられない」中途入社して1ヶ月。あの頃の私は、完全に心が折れかけていました。
今回は、そんな私の“孤独な1ヶ月目の後半”に何があったのか、リアルな心の動きを振り返ります。
気づいたら「昼休みが一番つらい時間」になっていた
午前中の業務中は、なんとか集中していられます。
でも、昼休みがくると一気に孤独感が押し寄せる。
誰とも言葉を交わさず、1人でコンビニ弁当を食べる。
周囲が談笑している中、私はスマホを見ているフリ。
「自分だけ、ここに居場所がない」
「こんな状態がずっと続くのか?」
考えれば考えるほど、不安と自己否定で頭がいっぱいになっていました。
“気づいてくれた人”の存在が心を軽くしてくれた
そんなある日、となりの席の女性社員が、ふと声をかけてくれました。
「〇〇さん、こっちにきませんか?」
たったそれだけの言葉でした。
でもその一言で、**「あ、自分は完全に一人じゃなかったんだ」**と感じられました。
何気ない会話から始まり、少しずつ、周囲と話せる場面が増えていきました。
孤独の中で学んだ、たったひとつのこと
この経験から、私は大切なことを学びました。
それは、
「声をかけてもらえる人」になるには、まず“自分を閉じすぎない”ことが大事ということ。
もちろん無理に明るくふるまう必要はありません。
でも、「自分は話しかけられる価値がない」と決めつけていたのは、実は自分自身だったのかもしれません。
- 軽く会釈をする
- 「お疲れさまです」と口に出す
- 自分のことを少しだけオープンにする
そんな小さな行動から、心の扉は開いていくのだと実感しました。
今、同じように孤独を感じているあなたへ
孤独な1ヶ月目を過ごしているあなた。
それは、あなたのせいでも、環境のせいだけでもありません。
「馴染むには時間がかかるもの」と割り切って、自分を責めないこと。
もし、今がつらいなら、私はあなたに伝えたいです。
「あなたは、ちゃんとがんばってる」
「無理に変わらなくていい。でも、少しだけ“閉じない努力”をしてみて」
それだけで、見える景色がきっと少しずつ変わっていきます。
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