お昼休みやちょっとした休憩時間。
周りの同僚たちが楽しそうに雑談している輪のなかで、
どう入っていけばいいのか分からず、
ただ笑顔を貼りつかせて静かに座っていませんか?
スマホを見るふりをしたり、お弁当を黙々と口に運んだりしながら、
「早くこの時間が終わってくれればいいのに」と、
胸の奥をギュッと締め付けられるような思いをしている
中途採用の方は本当に多いものです。
仕事の会話なら割り切って話せるのに、他愛のない世間話になると、
急に何を話せばいいのか分からなくなる。
「変なことを言って浮いてしまったらどうしよう」
「自分の話なんて誰も興味がないんじゃないか」と、
言葉を選ぶうちにタイミングを逃してしまい、
どっと疲れだけが残ってしまうのですよね。
雑談に入れないのは、あなたが相手との関係を深く大切に考えているから
周りが楽しそうに笑っているのを見ると、
「自分はコミュニケーション能力が低いのではないか」
「ノリが悪くてつまらない人間だと思われているかも」と、
自分を責めてしまいがちです。
冷静に考えてみると、あなたが雑談に入れないのは、
決して話す力がないからでも、人が嫌いだからでもありません。
こう思いませんか?
「自分の発言でその場の雰囲気を壊したくない」
「相手に心地よく過ごしてほしい」という、
あなたの思いやりと丁寧な配慮があるからこそ、
慎重になってしまうのです。
新しい場所でまだ関係性が築けていない段階なら、
何を発言していいか分からなくなるのはごく自然なことです。
それは心が冷たいからではなく、相手の領域を尊重しようとする、
あなたの優しさの表れではないのでしょか?
苦痛な時間を和らげる、心を少しだけ軽やかにする3つの視点
・「話す人」ではなく、「心地よい聞き手」を目指してみる
無理に自分から面白い話をしようと頑張る必要はありません。
誰かの話に小さくうなずいたり、
楽しそうに話している人の顔を柔らかい表情で見つめたりするだけでも、
立派な雑談の参加です。
「何か言わなきゃ」という重荷を、そっと下ろしてみてください。
・「輪に入る」のではなく、「同じ空間に一緒にいるだけ」と捉える
周りの輪に無理に自分を合わせようとすると、
心のエネルギーがどんどんすり減ってしまいます。
「私は今、この部屋の雰囲気を共有しているだけ」と、
一歩引いたポジションに自分を置いてみてはどうでしょうか?
無理に輪の輪郭に自分をはめ込まなくても大丈夫だと思います。
・休憩時間を「一人で静かに回復する時間」に充ててみる
どうしても雑談の空気がつらいときは、
少しだけ席を離れて外の空気を吸いに行ったり、本を開いたりして、
「私は今、一人で体力を回復させています」
という小さな境界線を作ってみてください。
職場での休憩時間は、誰かに合わせるためではなく、
あなたが午後のために心を休めるための時間です。
雑談がうまくできなくても、あなたの価値は少しも変わらない
職場の雑談にすっと溶け込めないと、
まるで自分だけが置き去りにされたような寂しさを覚えるかもしれません。
でも、焦って急にうまく喋れるようになろうとしなくて大丈夫。
仕事の時間を乗り越え、その場にいて誠実に一日を過ごしているだけで、
あなたはもう十分すぎるほど頑張っています。
上手におしゃべりができなかった自分を責めず、
今夜は「今日もお疲れ様」と自分を労い、
好きな温かい飲み物でも飲みながら、
ゆっくりと心を休めてあげてくださいね。
おすすめの本
他人に振り回されない自信の作り方
ISBN: 9784479640448
周囲の目や「どう思われているか」が気になってしまい、
新しい環境で本来の自分が出せなくなっているときに、
心の軸を取り戻すヒントをくれる実在の書籍です。
職場の雰囲気や雑談の輪に入れず、
自信をなくしそうな中途採用のあなたが、
他人の評価に心を預けすぎず、
自分のペースを静かに守りながら過ごすための視点が優しく綴られています。
あわせて読みたい記事
・「顔色をうかがって、言葉が飲み込めない」中途採用のあなたが自分を取り戻すヒント
・「周りが若すぎて馴染めない…」中途採用のあなたが年齢ギャップの孤独を和らげるコツ
・「話が合わない…」と職場で浮いている気がする、中途採用のあなたへ